

2016年には、海外進出している日系企業の拠点数が7万1800を超え、過去最高となりました。また、外国人観光客の数は既に年間2800万人を超え、そしてその数は現在も速いスピードで増加傾向にあります。そのような中、ビジネスにおいて英語でコミュニケーションをとることは、グローバルに活躍される大企業はもちろん、日本の中小企業の皆さまにとっても必要な要素です。
クロス カルチュアル コミュニケーション(CCC)は、全国の企業様向けに、ビジネス英語に特化した研修を行っております。初めて英語研修を導入される企業・団体の皆さまにもわかりやすく無理なく研修を行っていただけるよう、多様なニーズにお応えしております。カリキュラムやお見積りについてなど、ご不明点はお気軽にご相談ください。
CCCのカリキュラムでは「異文化を理解する力」と「コミュニケーション力」をベースに、「実践的な英語力」を同時に養います。これら3要素をベースに総合力を上げることで、バランスの取れたグローバル人材を育成し、より多様なビジネス環境における業務を円滑に進める力をつけることを目的としています。
海外の方と仕事をする際に「話が通じない」「やりにくい」などと感じたことはありませんか?または、多国籍で結成されたチームのマネジメントをする際に、コミュニケーションが円滑に行われなく、チームビルディングが上手くいかなかった経験はありませんか?もしかするとそれは個々のスキルのせいではなく、文化の違いによる誤解によって生じたものかもしれません。
国によるコミュニケーションスタイルの違いを学ぶ際に一般的に使われる「ローコンテクスト&ハイコンテクスト」の指標で、スタイルの違いを見てみましょう。
カリキュラム内容例:ローコンテクスト&ハイコンテクスト
ローコンテクスト文化
言葉も文化も宗教も異なる多民族国家であり、認識の違いを最小限に抑えるため、コミュニケーションは明確に簡潔に行われる。一度伝えたことは、きちんと伝わっているか確認するために、何度も繰り返すことがある。あいまいな表現は、責任感の欠如と考えられる。
ハイコンテクスト文化
単一民族国家である。歴史的背景や言葉や文化が同じであるため「言わなくてもわかるだろう」というように、相手が額面で言っていることはそのまま受け取らず、行間を読んだり空気を読もうとする。物事をはっきりと伝えることが少なく、あいまいな表現が使われる。
世代や性格によってもコミュニケーション方法は多少異なるため、一概に異文化理解を定義することは難しいですが、上に記したようなローコンテクスト文化とハイコンテクスト文化は、アメリカの文化人類学者エドワード.T.ホールが提唱した考え方です。
優れたコミュニケーション力とは、相手の文化に合わせるのではなく、自身の文化を保ちながら、文化間のコンテクストの差をどう埋めるかを学ぶことから習得していきます。
ここで、日本人上司とアメリカ人部下の間で起こりえる会話を見てみましょう。皆さんはどのようにコンテクストの差を埋めますか?
文化間の違いに気づくこと、そして文化間のコミュニケーションスタイルの違いを理解し適応することができれば、文法や発音の間違いは、ビジネス上において大きな損失になる可能性は低いと、私たちは考えています。しかし最低限のビジネスコミュニケーションを行う際に必要な、実践的な英語力(Listening/Speaking/Writing/Reading)を養うことは大切です。
グローバル環境でのビジネスシチュエーションを想定して、効率的にコミュニケーションをとることができるよう語彙・発音・言い回しを習得しながら、正しい文法も同時に身につけましょう。
万全のサポート体制
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全ての講師と日本人スタッフがチームとなって皆さまをサポートします。カリキュラムの内容やスケジュールについてなど、お困りのことがありましたら、いつでも気軽にご相談ください。